NISAはいつから始まった?その歴史を紐解いてみる!

元々はイギリスで行われていた制度

NISAとは元々1999年にイギリスでISA(IndividualSavingsAccount)という制度が導入されたものの日本版(Nippon)ということでNISAという名前で呼ばれています。
このNISAですが、昔から日本人は欧米諸国と比べて金融資産の中でも預貯金の割合が非常に高い反面、株式などの証券を保有している人が少ないため個人に積極的に投資を行わせることにより株価などの値上がりを促すために政府が行っている政策です。
イギリスで行われているISAは証券型と預金型の2種類が用意されており、いずれも年間拠出額の範囲内であれば非課税で(限度額は毎年消費者物価指数に連動して決定されるので、インフレになれば限度額は上昇する)、当初は10年間限定の措置でしたが現在は非課税期間の定めはないので、恒久的に非課税枠を利用することができます。

証券優遇税制からNISAへ

日本でNISAが始まる前は2003年から2013年末まで課税率を20%から10%へ下げることにより投資を促す政策(証券優遇税制)を行っていましたが、イギリスでISAが普及したこともありNISAを導入しました。
当初は2014年から2023年まで10年間のうち、投資を始めた年から5年間、年間100万円を非課税限度額(最大500万円)として利用することができ、5年経過後は翌年の非課税限度枠内で新規に引き継ぐことができるが、限度額以上の部分は特定口座や一般口座に移るという形でスタートしました。その後2016年1月には非課税限度額が100万円から120万円に拡充され(5年間で最大600万円)、さらに2016年4月からはジュニアNISAが導入され子供1人当たり年間80万円までの非課税枠が新たに作られました。